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携帯電話  抱きしめたい [ドラマ]

 10月1日にフジテレビ系列で「抱きしめたい FOREVER 」が放映される。それに先立って1988年の「抱きしめたい」が再放送された。丁度バブル絶世期のトレンディードラマで懐かしくながめた。第一回の冒頭で巨大な携帯電話が登場するのを覚えているだろうか。今から思えば隔世の感だが、1987年4月にNTTが携帯電話サービスを開始した当時、重量約900g、体積500cc連続通話時間約60分(TZ-802)でとても携帯電話とはいえないような代物だ。それでも当時としては外で自由に電話ができる画期的なものだった。当然庶民には高値の花で、普及するにはまだまだであった。ちなみに1989年度の携帯電話契約数は132000台。少し前の1985年5年に車載と携帯兼用の自動車電話としてショルダーホンが販売され、このドラマにも登場している。9月4日の日本経済新聞の記事などに見られるように、これらは重要科学技術史資料(未来技術遺産)に選ばれた。今回は合計22件選ばれた(詳細はお調べ願いたい)が、その中に日本初の合成接着剤「セメダインC」1938年というのがあった。調べてみると9月29日が「くっつく」の語呂合わせで接着の日だそうだ。セメダインとはかわった名称だとセメダイン株式会社のホームページを見ると英国の接着剤「メンダイン」を攻めだせの意味をこめてセメダインと命名されたとの記載もあり。1989年に日刊工業新聞社から発行された「おもしろい接着剤のはなし」(本山卓彦著)には、昭和8年の朝日新聞に掲載された「英国メンダイン」の広告が記載されている。商品の名称にはそれなりの意味が込められている。携帯電話もしかり、ドラマの「抱きしめたい」も当時としてはタイトルと共にダブル浅野を代表するドラマの名称だ。25年後のドラマを楽しみにしたい。
タグ:携帯電話
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