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音楽配信 [夏樹静子]

 西村京太郎や山村美沙の小説には音楽配信に関する内容は無かったように思う。小説現代2001年4月号の夏樹静子原作「不作為の罠」には、アメリカの優れたビジネスモデルの特許を買って、音楽データをインターネットで配信する事業を日本で独占販売する会社、の話が出てくる。調べると、1990年代後半にはアメリカで事業化され、日本でも1997年以降開始されている。日本でも音楽配信が始まり出した黎明期の2001年には小説の中に取り入れられている。短編だが、新しい技術を取り入れた一篇だ。

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