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鮎川哲也 2 [鮎川哲也]

鮎川哲也氏は1919年に生まれ2002年没。一時期、旧満州の大連で過ごし、九州での生活後、第二次大戦後に東京で執筆活動を本格化させ、宝石の懸賞で「ペトロフ事件」で入選して本格デビューした。終戦後の昭和20年代から30年代当時の技術や社会文化に関して、短編小説等を通じて多くの記述が見られる。西村京太郎氏や山村美紗氏以前の戦後期の様子等を垣間見ることができる。西村作品にも影響を与えたと思われる時刻表を利用したトリックなどの推理小説の面ばかりでなく、戦後の様子にスポットをあてて考えていきたい。

 例えばタバコ。今では目の敵にされているが、映画や小説ではちょっとした時間や場を持たせる手段としてよく使われた。ラッキーストライク、ピースなどのほか「・・キセルにバットをつめて・・」との表現など各種銘柄が登場する。
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